戸建の売却を検討中の方へ!築年数別の売却価格の相場について解説します!
戸建てを売るとなったら、調べておきたいのが売却価格の相場です。
そこで今回は、築年数別の売却価格の相場について解説します。
戸建ての売却を検討している方はぜひご覧ください。
□築年数の経過で売却相場はどれだけ下がるのか
住宅のような資産には耐用年数が決められています。
木造住宅の耐用年数は22年とされていますが、これは「建物の価値が22年間でなくなる」という所得税法上の会計の仕組みによるものです。
この年数に応じて、毎年減価償却という形で費用を計上していきます。
築22年経つと建物として使い物にならなくなるという意味ではなく、資産としての価値が0になります。
実際の戸建て売買市場では、築20年を超えた木造戸建ての価値は0円近くで査定されるため、ほぼ土地の価値だけで取引される形です。
ただし、戸建ての築年数が20年を経過したから売れないというわけではありません。
土地の価値は残り続けますし、築浅に比べて安価で買える中古戸建てには需要があります。
築25年までは需要は一定数あると考えて良いでしょう。
□売却価格の相場と築年数の関係性とは
*築5年以内の戸建て住宅
築5年以内の戸建てになると、購入価格のおよそ7割が買取相場です。
高い価格帯での売却が期待できる築年数の限界とも言えます。
売却するか迷っている方は、早めに売却してしまった方が良いでしょう。
ただし、建築方法によって資産価値の下落幅に違いがあること、実際の売却価格は個々の物件によって若干異なることを覚えておきましょう。
*築10年以内の戸建て住宅
戸建ては資産価値の減少が速く、新築で購入してから10年が経過した時点でその価値は購入価格の5割ほどに減少してしまいます。
*築15年以内の戸建て住宅
築15年が経過すると、戸建て住宅の価格相場は購入価格の2割ほどにまで減少します。
資産としての価格は大きく減少しましたが、建物としてはまだまだ活躍でき、売主を探すのもそこまで難しくありません。
そもそも戸建ての住宅が築10年以下で売却に出されることは少なく、ほとんどが築15年超えの住宅なのです。
□まとめ
今回は、戸建ての資産価値の減少の仕組みや売却価格と築年数の関係について主に解説しました。
お読みいただいた皆様の参考になれば幸いです。
当社では、北九州市を中心に不動産の売却を数多く手がけております。
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