戸建ての相続税はどれくらい?計算方法についてご紹介します!
近年、税制度が改正されたことを受け、相続税はより私たちにとって身近な存在となりました。
しかし、相続税について、その計算方法をご存知の方はそこまで多くはないでしょう。
今回は、相続税とはそもそもどのようなものなのか、また相続税はどう計算すれば良いのかについて解説します。
□相続税について解説します!
まずは、相続税とはどういったものなのかご紹介します。
「相続税」とは、不動産や現金など被相続者から相続された財産に対する税金のことを指します。
この相続税は、相続する財産の価値によって税率が変化するので、これから財産の相続を受ける予定の方は注意しましょう。
ただし、財産の相続に関しては控除など様々な措置が用意されているため、場合によっては納税額が0になることもあります。
また、相続税の申告には期限が設けられています。
それは、「被相続人の死亡を相続者が知ったその次の日から10ヶ月間」です。
10ヶ月もあれば、その期間内に申告することは難しくないとお考えの方は多いのではないでしょうか。
相続される財産を調査したり、評価額を算出したりとやるべきことが多いので注意しましょう。
相続税の申告までの流れ次の通りです。
まず被相続人が所有する財産を評価し、遺言や遺産分割協議の決定事項を基に遺産を分配します。
そして、自身が相続した財産の相続税額を調べ、その内容を税務署に報告します。
仮に、申告内容に誤りがあったり、申告期限を過ぎてしまったりすると、さらなる税金が追加され支払額が増加してしまうので注意してください。
相続税額について慎重に調べましょう。
□相続税はどのように計算すればいい?
では、相続税はどう計算すれば良いのでしょうか。
ここからは、相続税の計算方法について解説していきます。
相続税の金額は、相続対象の財産の合計金額から基礎控除額を引いて、相続税率をかけると計算できます。
相続税率は、前節でもご説明した通り、相続される財産の価値によって変わります。
また、相続対象の財産の合計金額が基礎控除を下回るようであれば、相続税は発生しません。
そのため、少しでも納税額を抑えたいのであれば、相続する財産を減らしたり数年かけて相続するなど工夫が必要です。
□まとめ
不動産を相続する場合は、相続内容が高額なため相続税も大きくなりがちです。
そのため、住宅やマンションといった不動産を相続する際は、どのくらいの課税がなされるか事前に計算しておくことをおすすめします。
また、基礎控除によっては相続税が発生しない場合もありますが、不動産の登記手続きは忘れずに行いましょう。