不動産を相続する際の注意点をご紹介します!
「不動産相続をする際の注意点について知りたい」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
今回は不動産相続において押さえておきたいポイントや注意点を紹介します。
ぜひ参考にしてください。
□不動産相続で押さえておきたいポイントとは
相続するモノには貯金だけではなく、不動産も含まれます。
不動産相続の際は、特有の問題があるため、注意が必要です。
ここでは、不動産相続の際に押さえておきたいポイントを2つ紹介します。
1つ目は、不動産をだれが相続するか決めることです。
被相続人(亡くなった人)が土地や建物などを持っていた場合、相続人全員で話し合い、相続者を決める必要があります。
この話し合いのことを、遺産分割協議と言います。
これは、必ずしも一箇所に集まる必要はなく、手紙やメールでのやりとりでも構いません。
ここで、大切なことは遺産の分け方について、相続人全員が同意することです。
なお、相続人が1人の場合や遺言で指定されている場合は、その人が相続することとなります。
2つ目は、話し合いがまとまれば遺産分割協議書を作成することです。
分け方が決まればそれを書面として残す必要があります。
書式はパソコンでも手書きでも可能ですが、必ず相続人全員が署名、実印にて押印しましょう。
それが終われば、相続登記が必要です。
登記申請書を作成し、添付書類と一緒に法務局の窓口に提出しましょう。
□相続する不動産別の注意点とは
次に、相続する際の注意点を土地と戸建てについてそれぞれ紹介します。
*土地
土地は建物がない分シンプルですが、土地を分けて相続する場合は気を付けてください。
相続の際は、平等に分けたつもりでも、土地の価格は常に変わるため、値上がりすると不満を感じる相続人がいるかもしれません。
そのため、分割協議の際は、今後価格が変わる可能性があることを考慮し、話し合いをしましょう。
*戸建て
戸建てを相続したものの、自身が別の建物に住んでいる場合は、そのまま空き家になる可能性があります。
その場合は特定空き家に指定されるかもしれません。
そうなると、小規模住宅用地特例から外され、固定資産税が4倍ほど高くなります。
固定資産税は使用の有無に関わらず、毎年かかります。
無駄なお金を支払い続けるのは勿体ないですよね。
もし今後も空き家として保有しておくくらいなら、売ってしまいましょう。
□まとめ
不動産相続において押さえておきたいポイントや注意点について解説しました。
不動産を相続する際は、今回紹介した内容を参考にしていただければ幸いです。
相続した不動産を売りたいという方がいらっしゃいましたら、お気軽に当社までご相談ください。