BLOG
トピックス

家を売りたいけれどもローンが残っているときはどうしたら良い?

住宅ローンが残っている家を売りたいけど、どうすればいいか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
この記事では、住宅ローンが残っている家を売却する際の具体的なプロセス、可能性、注意点について解説します。
確実な手続きへと導く情報を提供し、安心して売却を進められるようにサポートします。

□ローンが残っている家を売りたいときはどうしたら良い?

住宅ローンが残っている家を売る際は、まず現在のローン残債を正確に把握することが重要です。
なぜなら、抵当権を抹消し、家をスムーズに売却するためには、ローンを完済する必要があるからです。

では、どのようにローン残債を確認すれば良いのでしょうか。
具体的な方法を4つご紹介しましょう。

1:インターネットバンキングを利用する

多くの金融機関では、インターネットバンキングでローン残債を確認できます。
ログインして残高照会ページを開けば、最新の残債額が確認できます。
手軽に確認できるため、まずはインターネットバンキングで確認してみることをおすすめします。

2:残高証明書を確認する

金融機関から毎年送付される残高証明書は、ローン残債の確認に役立ちます。
残高証明書には、融資額や残債額、返済回数などが記載されているため、詳細な情報を知ることができます。
ただし、残高証明書は発行までに時間がかかる場合があるので、余裕を持って請求しましょう。

3:返済予定表を確認する

住宅ローン契約時に受け取った返済予定表も、ローン残債の確認に役立ちます。
返済予定表には、毎月の返済額や残債額が記載されているため、過去の返済状況や今後の返済計画を把握できます。
ただし、返済予定表はあくまでも過去の情報であるため、最新の残債額とは異なる可能性があります。
最新の残債額を確認する際は、インターネットバンキングや残高証明書を利用することをおすすめします。

4:金融機関に直接問い合わせる

上記の方法で確認できない場合は、金融機関に直接問い合わせてみましょう。
電話や窓口で確認できます。
金融機関によっては、ローン残債を確認する専用フォームが用意されている場合もあるため、事前に問い合わせてみてください。

□住宅ローン返済中の家を売る際の注意点

住宅ローンが残っている家を売る際には、税金面にも注意が必要です。
売却によって利益が発生した場合、譲渡所得税が課税されます。
しかし、マイホーム売却には様々な税金控除の特例が用意されているため、適切な手続きを行うことで税金を軽減できます。

1:確定申告を行う

住宅ローンが残っている家を売却し、利益が発生した場合は、翌年に確定申告を行う必要があります。
確定申告では、譲渡所得や適用可能な税金控除などを申告することで、納税額を計算します。
確定申告は、税務署や税理士事務所で行うことができます。

2:税金控除の特例を活用する

マイホーム売却時には、居住用財産の譲渡に関する様々な税金控除の特例が適用されます。
特例を利用することで、税負担を大幅に軽減できる場合もあります。
主な特例には、以下のものがあります。

・居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例
・特定のマイホームを買い換えたときの特例
・マイホームを買い換えた場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例
・マイホームを売ったときの軽減税率の特例

3:税務専門家に相談する

税金控除の特例は、物件の条件や売却状況によって適用できるものが異なります。
そのため、確定申告前に税務専門家に相談し、適切な特例を適用してもらうことをおすすめします。
税理士や不動産会社などに相談することで、税金面での不安を解消し、スムーズな売却を進められます。

□まとめ

住宅ローンが残っている家を売却する際には、まず現在のローン残債を正確に把握することが重要です。
インターネットバンキング、残高証明書、返済予定表などの方法で確認できます。
また、売却によって利益が発生した場合には、確定申告を行い、適用可能な税金控除の特例を活用することで、税負担を軽減できます。
これらの情報を参考に、計画的に売却を進めていきましょう。