土地の売却はいつ行うべき?適切な時期を解説します!
相続の影響で活用できていない土地をお持ちの方は、多くいらっしゃいます。
そんな方は、土地を売るタイミングでお困りではないでしょうか。
今回は、土地を売却する適切なタイミングや、売却までにかかる期間を解説します。
土地を売る時期と売却にかかる期間を知って、適切な売却計画を立てていただければ幸いです。
□土地を売るなら早い方が良い?適切な時期を解説します!
現在、コロナウイルスの影響で、景気は悪化しています。
土地は株ほど繊細に景気の影響を受けることはありませんが、コロナのような大規模な景気悪化では、大幅な影響を受けると考えられます。
内閣府が公表する景気動向指数によると、一時期はコロナの影響でバブル期以上に低い数値を出しています。
地価の大幅な下落は、バブルの崩壊やリーマンショックなどの大規模な不景気の時期に重なっていることから、今後地価は下落傾向になるでしょう。
そのため、不要な土地は、地価が下がる前に売るべきだと言えます。
そして、もう一つの理由に、現在の金利の低さがあります。
近年、金利が下がることで住宅ローンの金利も下がり、新築戸建てを購入される方が増えました。
そのため、戸建てを建てる土地の需要が高まっています。
住宅ローンを組みやすく、土地の需要が高い間に、不要な土地は売却することをお勧めします。
□土地の売却にはどのくらい期間が必要?
土地の売却では、土地価格の査定にかかる期間と、売却までにかかる期間の2種類に分けられます。
土地価格の査定では、交通量や日当たりの良さ、周辺施設へのアクセス性などの周辺環境を調査します。
この作業をどれだけ細かく行うかで必要な期間は異なりますが、土地の査定額を知るだけなら当日中に完了します。
土地価格の査定は、売却を仲介する業者とは異なる業者に依頼する点に注意しましょう。
査定が完了したら、土地の売却に移ります。
土地単体の場合と建物付きの場合でも、売却までにかかる期間は異なります。
通常は3か月から半年ほどで売却できますが、土地の条件次第では1年以上かかる場合もあります。
このように、土地の売却には長い期間が必要になるため、売却をお考えの方は早めにご相談ください。
□まとめ
今回は、土地を売却する適切なタイミングについて解説しました。
コロナによる不景気や、新築戸建て住宅用に土地の需要が高まっていることから、土地の価値を下げずに売るなら今が適切なタイミングです。
この記事がお役に立てますと幸いです。